「剛腕」「鬼上司」「不良債権と寝た男」...悪評を物ともせず、時代の先を見通し、
今何をすべきか腹の底から理解していた男は、人の真価を見抜く天才でもあった。
2020年9月に世を去った「ラストバンカー」西川善文の遺言。
厳しさと優しさが同居する珠玉の言葉の数々。
いつの時代も変わらぬ本物の仕事術がここにある!
仕事ができる人は、頭の中がきちんと整理整頓できている
どんな問題でも、それほどたくさんの急所があるわけではない
仕事の出来は70点で手を打つ
何もかも自分で引き受けず、他人の力を借りる
ひとりの人間として人間関係を作る
一つ上の立場で考えるかどうかで差がつく
部下を育てると同時に自分も成長する
序列や役職で相手を見てはダメ
机上でわからないことが現場にある
やるべきことを断行する勇気を持つ
特別な人脈より有効な人脈を持つ
人の目が届かない仕事で甘えてはいけない
お客に一方的にしゃべってはいけない
相手は何が得意かを知っておく
状況が悪いと逃げ出す人間は下の下
ピンチをチャンスにすれば大きな変化を作り出せる
「瞬間」だけ見ていたら気づけない
見たくない現実こそ直視する
「一緒に頑張る」はかえって危険
自分でやるしかないと心に決める
<目次>
第一章 評価される人
第二章 成長する人
第三章 部下がついてくる人
第四章 仕事ができる人
第五章 成果を出す人
第六章 危機に強い人